●大阪大学産業科学研究所 岡田 東一様
現在世界的に原子力エネルギーが注目をあびているにもかかわらず、その研究環境は必ずしも生易しいものではありません。
その意味で現在我が国の原子力設備の中心的存である日本原子力研究所の現場の生の声が交換される本冊子の意義は大きいものと考えます。
筆者は阪大工学部大学院の頃より原研2号炉、JMTR、KURなどを用いて材料の照射研究を行って参りました関係上、
我が国の今後の研究炉に大きな関心を持つものです。この「研究炉ひろば」が今後も永続性をもって刊行され、
多くの方々がこれを活用されることを願って止みません。