研究炉(JRR-2)では、平成2年8月から医療照射として中性子捕捉療法(BNCT)が実施されています。 BNCTは、主として脳腫瘍の患者さんを治療する方法であり、極めて良い治療成績を残しています。 表紙の絵は、BNCTの原理を簡略化して表したものです。 BNCTはまだ実績が浅いため、広く知られていませんが、今後の発展に期待がかかる治療法です。 この治療法の成果について、「悪性脳腫瘍に対する中性子捕捉療法」というタイトルで掲載しておりますのでご一読下さい。