JRR-2建設現場の写真です。
JRR-2の製作にはアメリカ・マシン・アンド・ファンドリー社(AMF社)と同社の保証のもとに、三菱グループとが参加した。
原研がAMF社と契約したのは昭和31年11月で、炉本体の契約価格は150万ドル、納期は契約後18ヶ月であった。
しかし、契約後、炉の耐震性その他についてAMF社より設計変更の申し入れがあり、着工時期が遅れた。
整地工事は32年6月に開始されたが、その後建設途上で重水熱交換器の不良により工期が遅れ、炉の組立が完了したのは34年末であった。
表紙の写真は、建設当時が偲ばれる現場での一コマです。