JRR-3中性子散乱実験設備の一部です。JRR-3には中性子散乱などのビーム実験に利用できるビーム孔が、炉室内に8ヶ所(熱中性子ビーム)、 原子炉建家に付属する実験利用棟に18ヶ所(熱中性子ビーム8ヶ所、冷中性子ビーム10ヶ所)の計26ヶ所設けられています。 それらのビーム孔には様々な実験装置が設置され、中性子散乱実験においては生体物質の構造と機能を調べる生命科学、超伝導の基礎、結晶や高分子の構造を調べる物質科学、 材料内の応力分布を調べる基礎研究など広い分野における研究が行われています。