■実験設備(JRR-4)■


JRR-4

 JRR-4の実験設備には、プール実験設備、リドタンク実験設備、散乱実験設備があります。 プール実験設備とは、No.1及びNo.2プールのことで、原子炉炉心を線源として試験体をプール内に設置して実験するものです。主に遮蔽実験に利用されています。 リドタンク実験設備は、γ線や高速中性子束の少ない純熱中性子の照射場で大型の試験体(約1m3)が設置できます。 散乱実験設備は、散乱実験室、測定室及び実験孔等からなり、実験孔から供試体に放射線を入射させ、空気中における放射線の透過や散乱の実験を行なう設備です。 また、JRR-4は、原子炉技術者の養成として、原子炉の運転実習を実施しており、今までに約1300人を越える内外の技術者を養成しています。