この装置は、実験利用棟内の冷中性子ガイド管C2-2ビーム孔に設置され、幅広い波長分布の中性子に対してスピンエコーを起こさせて、中性子強度を落とさず、 スピンの回転数(磁場積分)をエネルギーの物差しに用い10neV程度の非常に高いエネルギー分解能の測定をするものです。 主として高分子、生体物質などセミミクロな空間領域での動的挙動を観測するための装置です。
(担当:東京大学物性研究所)