■研究炉利用設備の紹介(?V)■


(原子炉用燃料・材料照射に適した照射設備)

 燃料・材料の照射において、所定の燃焼度あるいは照射量を短期間に達成するためには熱中性子束が高いことが必要となります。 また、燃料被覆材の照射効果等の観点からいえば高速中性子束が高いことも必要となります。 そのため照射は通常、サイクル単位の照射となります。 熱中性子束、高速中性子束ともに高い照射孔として、JRR-2及びJRR-3Mの垂直照射設備があげられます。 ここでは、これらの垂直照射設備等と熱及び高速中性子束を表に、また、JRR-3Mの照射孔の配置を図で示します。

JRR-3Mにおける照射孔の配置

原子炉用燃料・材料等に用いられる主な照射設備

  原子炉及び照射設備 熱中性子束
(n/cm2s)
高速中性子束
(n/cm2s)
サイクル単位照射 JRR-3M VT-1 3.0X1014 2.0X1014
RG-1〜RG-4 2.0X1014 1.0X1014
BR-1〜BR-4 2.0X1014 2.0X1014
SH-1 4.0X1013 ----
時間単位照射 JRR-2 VT-1 1.3X1014 2.8X1013
VT-5,7,8 2.9X1013 2.1X1011
VT10,11,12 8.7X1013 1.5X1013
JRR-3M HR-1,2 1.2X1014 1.7X1012