研究炉部長   高柳 政二

 前任の海江田部長が9月末で原研を退任され10月から研究炉部長になりました高柳です。 私は入所以来科学技術庁に出向する等計3年間を除いてそのほとんどの時間を研究炉で過ごして来ました、その意味では、新鮮味のない部長の就任ということになります。 研究炉の最大の使命は年間を通じて安全かつ安定に運転をすることと考えております。 研究炉を利用した様々な実験や照射が行われていますが、これらの情報を利用者や一般の方に、また利用者や一般の方からの情報を研究炉に伝えて、 お互いのコミュニケーションを図ることは非常に大切なことと考えています。 当部では「研究炉利用ホームページ」をインターネットを通じて公開し、インターネット上からの情報発信も行っていますが、 情報の媒体としての機能の特微を生かし、より多くの人々との交流を深め、また時々の成果の記録を残す意味からも、 「研究炉ひろば」のようなペーパーを通しての情報発信も必要と考えています。 どうぞ今後共ご愛読いただき、研究炉を取り巻く皆様の真の意味のひろばとなるよう御協力を宜しくお願い申し上げます。